イベントや花火のときに、女性の皆さんがどうしても気になってしまうのがトイレ問題ですよね。

これから向かう場所の近くにトイレはあるのか？どのくらい混みそうなのか？

お子様連れや年配の方をはじめ、女性の健康課題を抱える人にとっては、どうしても気掛かりになるところです。

そんなときに女性専用有料トイレが空いていたら使いたいと思いませんか。

今回は女性特有の健康課題とともにフェムテックサポート号「女性専用有料トイレ(移動式)」についてご紹介します。

 

女性のトイレに長蛇の列ができるのはどんな時？

女性トイレの行列はどこでどんな時に起きているのでしょうか。

 

人が一か所に集まるイベント時

人が多く集まるイベント、ライブ、映画、スポーツ観戦、花火などの場所では、簡易トイレが設置されることがあります。

ただ、集まる人数に対して設置されるトイレの数が充分ではないことが多いのが現状です。

また、花火では浴衣、イベントやフェスではレインコートや仮装などいつもと違う服装をしていることも多く、女性のトイレには時間がかかりやすくなります。

 

地震などの災害時

日本では毎年、全国の各地で地震が起きています。

地震が起こると真っ先に支援されるのが飲食やトイレといった生活に不可欠なものです。

もし、地震の影響で断水や停電が起きてしまうと、電気がなく足元が危なくなったり慣れない和式トイレを使う為に、いつもよりトイレの所要時間がかかることもあり、女性が使うトイレは長蛇の列になりやすいのです。

 

女性のトイレ行列は実に深刻な問題！

実は知られていない女性トイレ行列の理由が多くあるのです。

 

女性がトイレを利用する時間は男性の平均約3倍⁉︎

人が多く集まる場所では、しばしば女性用トイレの行列を見かけることがあると思いますが、実は女性がトイレを利用する時間は男性の約2.5倍～3倍と言われています。

これは、男性がズボンのチャックを上げ下ろしするだけで用を足せることに対して、女性はズボンを下ろしたりストッキングを下ろしてまた履いたりと作業が多くなるせいです。

また、女性特有の健康課題を抱えているためにトイレを利用する時間が長くなりやすいのです。

 

女性特有の健康課題を抱えている人がいるということ

男性の皆さんや健康課題を抱えていない女性の中には「トイレなんて男性ならすぐ終わるのにどうして女性はこんなに時間がかかるの？」と思ったことはありませんか？

では、もし自分がトイレに行くときに小さな子供を連れていたら？

その子供もトイレに行きたがって「もう待てない！」と言われたら？

子供が女の子でトイレに男の子の何倍も時間がかかるとしたら？

と想像したことがあるでしょうか。

それだけではありません。

女性特有の健康課題を抱えていて、頻尿や尿漏れによって頻繁にトイレが必要だったら？

月経中で体調が万全ではない為にトイレを必要としている人だっているんです。

今まで自分には当てはまらない問題だった為に、想像したこともなかったような健康課題を抱えながら、それでも家族との時間を大切にしたり自分のプライベートを充実させようとしている女性は多いのです。

 

震災時のトイレ問題は健康被害にまで影響

震災が起こると家屋の倒壊や断水、停電によって家庭用トイレが使えなくなるので、いち早く簡易トイレが設置されます。

最初のうちは快適に使えるかもしれませんが、日に日に汚れて臭いも酷くなるでしょう。

被災地ではもちろんトイレの清掃員なんていませんし、掃除に必要な水すら不足している状態です。

女性のなかにはトイレのひどい臭いと不快感が嫌で嫌で堪らないから、トイレに行かなくていいように飲食をとらないという人までいるのです。

でも、飲食を取らずに劣悪な環境で暮らしていたら、かならず健康被害を起こしてしまいます。

人は誰もが1日に数回はトイレに行くはずなので、トイレに行けないということは多大なストレスになり、やがて健康被害にも影響する深刻な問題なのです。

 

フェムテックサポート号『女性専用有料トイレ(移動式)』で救いたい！

今本当に必要としている人のために、必要なだけ提供することが大切です。

 

安心で安全なトイレを提供すること

女性が簡易トイレを使う際に、時間に余裕があり特に健康課題も抱えておらず、軽装で待てる状態なら、きっと長蛇の列であっても苦に感じないかもしれません。

でも、女性は様々な健康課題によってトイレを待つことが非常に困難な状況に陥るケースも少なくありません。

また、災害によって簡易的に建てられたトイレや授乳室で女性が犯罪に巻き込まれるケースもあります。

家や家族を失ってもなお、不安に怯えながら劣悪な環境で毎日を過ごす事から少しでも解放されたい・・・。

女性専用移動式トイレはこんなときこそ価値を発揮できると考えています。

施錠がしっかり出来るトイレを清潔で快適に使えることで、身の安全と安心が買えるとしたら、「女性専用有料トイレがあって良かった！」と感じてくれる人はきっといると思います。

 

有料には意味があります！

今までトイレは無料で使える認識のもと暮らしていると

「トイレを有料にするなんて」「困っている人からお金をとるの？」

きっとそんな意見も出ると思います。

トイレを有料にする理由は、あくまで行列を作らないためです。

もしどちらのトイレも同じ無料だったら、汚れた簡易トイレよりも綺麗で快適なトイレの方が良いに決まってますよね。

それでは行列にするトイレが変わっただけで、本当に今すぐ必要としている人に提供できなくなってしまいます。

本当に困っている人に使って欲しいから、あえて有料にするという考えなのです。

有料トイレの利用金額は300人の女性にアンケートで聞いた結果をもとに設定し、トイレ渋滞をさせないための特別料金等を導入しながら、必要としている人に必要なだけ提供できるよう努めております。

 

沖縄まつりin代々木公園へフェムテックサポート号出動予定！

 

女性専用有料トイレ(移動式)が出動します！

より多くの方に「フェムテック」について考える機会を提供し、そして女性専用有料トイレを知って頂くために、フェムテックサポート号が出動いたします。

 

【日時】　2024年5月18日～19日

 

【場所】　沖縄まつり(代々木公園内)

 

まとめ

こういった女性特有の健康課題はもはや女性がひとりひとりで悩むものではありません。

男性の理解をはじめ周囲の理解が得られてこそ、健康課題を抱える女性が一人で悩まず誰かに相談したりサポートを求めることができる社会づくりが必要と考えています。

フェムテックサポート号を出動することで、今まで女性特有の健康課題についてあまり知らなかった人のために、これから理解を深め互いに支え合いながら歩み寄れる機会になれたらと考えております。