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フェムテック・フェムケアを始める第一歩!女性の更年期について知ろう!


40代を越えると少しずつ老化や更年期による変化に敏感になってきませんか?

更年期といえば「閉経」「ホットフラッシュ」「イライラ」など様々な不調を耳にすることがありますが、実は毎日の生活の変化からも更年期の初期症状は出始めています。

今回は、更年期による身体の不調についてもっと身近な症状からご紹介します!

 

更年期世代は水分バランスが崩れやすい

更年期症状による乾燥や浮腫みは美容面での悩みを取り上げられることも多いですが、実は健康問題として気になる症状もあります。

 

肌だけでなく目や喉の渇きも!?

年齢を重ねるとカサつきやシワなど、肌の潤い不足が気になることがあります。

乾燥するのは肌だけではありません。

パソコンやスマホを長時間見ているとドライアイになったり、昔よりも喉が乾いたりつかえる感じがする症状も実は乾燥が原因なのです。

近年では猛暑による長時間のエアコン使用や暖房、コンタクトレンズによってより渇きを感じる機会が増えています。

 

全身が浮腫みやすい

同じ姿勢で長時間作業をしていたり、立ち仕事で脚が浮腫みやすくなることがあります。

更年期による浮腫みは脚だけでなく全身の浮腫みにも影響します。

浮腫みによって脚が太く見えたり見た目を気にする人も多いですが、毎日のように続くようでしたら内臓の病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

 

女性ホルモンの減少

更年期症状のひとつに女性ホルモンが影響していることは聞いたことがあるかもしれませんが、どんな影響があるのでしょうか。

 

粘膜が萎縮すると水分不足になる

女性ホルモンが減少すると粘膜を分泌する機能が萎縮します。

身体が分泌する粘膜にはバリア機能があるため、低下すると肌全体が乾燥しやすくなり痒みなどの症状が現れます。

爪が白くなったり割れやすくなるのも粘膜の機能低下による乾燥が原因です。

 

自律神経が乱れやすくなる

自律神経は身体の中にある様々な調節機能を果たしています。

女性ホルモンが減少し自律神経が乱れると血液循環が悪化するため、水分バランスが崩れやすくなります。

血液がドロドロになると疲労物質が上手く排出されず、疲れや倦怠感が身体に溜まってしまいます。

いくら水分補給をしていても血液循環が悪いと新鮮な血液が全身に隅々まで送られにくくなるので、同時に自律神経のバランスを整えておくことが必要です。

 

ありがちなNG行動を見直しましょう

更年期対策として起こした行動が逆効果になることもあるので、正しい方法を知っておきましょう。

 

ダイエットに食事を抜くこと

若い頃は食事を抜いたり減らすことで、簡単に数キロ痩せることができたかもしれません。しかし、40代以降にこのダイエット方法が効果的とは限りません。

年齢を重ねると食事を抜いたことによる栄養不足が顕著に表れるため、体重が減っても肌にハリを失ったり体調を崩すことにも繋がります。

食事を抜くよりも、栄養バランスを見直した食事をきちんと1日3食食べる方が効果があります。

 

浮腫みを気にして水分を摂らない

寝る前に水分を摂ると朝浮腫んでしまうと考えている人が多いですが、寝る前に水分を控えるとかえって逆効果です。

血液循環が悪化している上に水分が足りなくなってしまうと、浮腫みの原因になることもあります。

全身の浮腫みが気になるときは内臓系の疾患を患っている可能性もあるので、かかりつけ医に相談することも考えておきましょう。

 

女性特有の健康課題の影響は企業に打撃を与える

女性の更年期症状の内容について取り上げましたが、人によってはもっと多くの症状に悩み苦しんでいることもあります。

 

更年期症状で起こり得ること

更年期の症状には、「水分不足」や「浮腫み」など意外にも多くの症状があります。

 

・ホットフラッシュ

・発汗

・めまい

・動悸

・頭痛

・腰痛や肩こり

・腰痛

・冷え性

・手足のしびれ

・倦怠感

・イライラ

・不眠

・うつ症状

・頻尿

・生理不順

 

ここに挙げられている症状は個人差があり、それ以外にも様々な症状が出ることがあります。

実際に「この症状ってわたしだけ・・・?」と一人で悩んでいる人も多くいます。

多くの女性が女性特有の健康問題に孤立することなく、社会全体で支えていくことが大切です。

 

女性の離職や復職困難による経済損失は大きい!

多くの女性が経験する更年期症状は女性だけのものと思っていませんか?

世界には生物学上、男性と女性しかいません。

約半数の女性がこの更年期症状によって仕事を休職したり、復職を断念することも少なくありません。

更年期症状は閉経を迎えるまでの約5年間から閉経後の5年から10年間に身体に起こる変化のことをいい、40代後半から50代の長い期間ずっと辛い症状に悩んでいるのです。

更年期の年齢は社会的にも仕事のキャリアを積み、人間としても様々な経験を経て非常に活躍できるはずですが、女性だけが更年期症状によってこの機会を失うのは非常に残念です。

日本国内でも更年期や生理不順などの女性特有の健康課題によって失う社会的利益の損失を大きな問題として取り上げています。

これから数年先大きく飛躍する企業として、また日本の女性の幸せのために、女性が一人で悩まずに働きやすい環境を作ることが必要です。

 

まとめ

荒井美材は、人生100年時代に生きる現代の女性に末永く活躍してもらうこと、そして幸せを手に入れて欲しいと願っています。

そのためには、今よりもっとフェムテック・フェムケアを周知して頂き、多くの男性や更年期を経験していない女性に女性特有の健康問題について考えて頂く機会になれたら嬉しいです。