再生医療の中でも自分の脂肪細胞を採取&培養することで皮膚の修復と再生効果を得られる「幹細胞治療」には、シワやたるみ、肌のトーンアップなど様々な美容効果が期待されています。
アンチエイジングに高い支持を得ている幹細胞治療ですが、実はアトピーにも効果があることはご存知でしたか?
今回はアトピー特有の辛い湿疹やかゆみを軽減する幹細胞治療についてご紹介します。
アトピー性皮膚炎の特徴
アトピーは我慢できないほどのかゆみや湿疹によって、肌質にも変化が起きたり日常生活にも影響を与えます。
アトピーってどんな症状?
アトピー性皮膚炎は肌の湿疹とともに激しい痒みを伴い、軽快と悪化を繰り返します。
主に首、手首、足首などに症状が出やすく、全身に症状が出ることもあります。
アトピーを抱える多くの人が子供の頃に発症し、大人になると改善傾向にありますが、稀に大人になっても症状が続く人もいます。
長いアトピーの症状によって肌がカサカサとした乾燥肌になったり、肌が厚ぼったくなって赤くただれるので一目が気になる人も多いようです。
日常生活にも支障が出ることも
アトピーは皮膚のバリア機能が低下すると、埃、動物の毛、花粉、汗、合成繊維など日常に多く存在するものがアレルギー症状を悪化させることがあります。
肌着や寝具など直接肌に触れるものや、空気中に存在する埃や花粉によって湿疹やかゆみを発症すると、日常生活にも支障が出て大きなストレスとなります。
アトピー性皮膚炎は治る?
アトピーは皮膚科や医療ですぐ完治するのでしょうか。
アトピーの原因
アトピー症状が起きる原因は不明なところが多く、乾燥肌、汗、ストレスなど多くのアレルギー反応が引き金となって症状が発症することが多いです。
また、家族に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピーなどの疾患を持つ人や既往歴があったり、IgEというアレルギーに関する抗体を持っている人に多い傾向があります。
アトピーは、通常は反応する必要のないような少しの刺激でも自分の免疫が異常なほど反応を起こし、湿疹や強いかゆみを引き起こします。
既に皮膚科に通っている人が多い
アトピーに悩む多くの人が、皮膚科などの病院で処方されたステロイド剤やかゆみ止めの薬を服用して過ごしています。
ただ、これはアトピーの完治には至らず、薬が無くなるとまた症状が出るようになります。
そして、症状が出る頃にまた皮膚科で薬を処方してもらう繰り返しで、「これから先もずっと皮膚科通いを続けなればならないのか」と不安になる人も多いでしょう。
幹細胞治療でアトピー克服へ
幹細胞治療はアトピーの原因とされる免疫細胞や炎症部分に直接アプローチします。
幹細胞治療とは?
幹細胞治療とは再生医療のひとつで、自分の脂肪幹細胞を採取して培養した後に、点滴にて投与することで肌を細胞から新しく生まれ変わらせることが出来ます。
幹細胞を投与すると、損傷した細胞の箇所に集まり細胞の修復と再生を始めます。
皮膚が痒みでダメージを負っていたり、乾燥した皮膚や免疫異常を見つけると、マクロファージが働きかけてバリア機能や免疫異常を改善する効果があります。
また、線維芽細胞を増やしコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを生成して乾燥肌やバリア機能を回復して新しく若々しい肌に生まれ変わります。
アトピー性皮膚炎に有効な理由
幹細胞治療をすると脂肪幹細胞が、血液やリンパの中を移動しながらかゆみや炎症によって損傷した細胞を探し出し、修復し再生します。
このホーミング効果といわれる働きによって炎症や痒みが治まる効果があります。
アトピーの原因となる過剰な免疫作用を落ち着かせることで、アトピーの発症を弱らせることができます。
幹細胞は細胞の修復のひとつとして抗炎症作用もあるので、湿疹を抑え肌を正常な状態に保ちます。
炎症や痒みの症状が落ち着くと、睡眠などの日常生活が安心して送れるようになり皮膚科薬の服用を大幅に減らすことが期待できます。
アトピー性皮膚炎で悩む人を助けたい
同じアトピーの症状に悩まされたからこそ辛さを理解し共感できるので、勇気と希望を持って欲しいと考えます。
アトピー性皮膚炎の辛さ
当社の代表取締役である本人もかつてはアトピーに悩まされていました。
中学2年生の頃からアトピーを発症し、どんな治療をしても改善されず重度の症状に悩む時期もありました。
その後は、自らも幹細胞治療の施術を経験し、今は軽度の症状から完治に向かっています。
アトピーに悩む本当の辛さを知っているからこそ、同じように辛い思いをして努力している皆様の力になりたいと考えています。
患者様に負担のない治療をしたい
アトピーは明確な原因が分からず、症状に長年悩んでいる患者様がほとんどです。
様々な治療法を試しては期待と落胆を繰り返している患者様に、幹細胞治療なら負担を極力抑えた効果的な治療ができます。
幹細胞治療は、従来の骨髄幹細胞移植のように大きな痛みや一度に採取できる量が限られることがありません。
脂肪幹細胞の場合は、脂肪組織が身体の表面近くに分布しているため、採取が簡単で傷跡も少ないうえに、一度に沢山採取することが可能です。
自家脂肪由来幹細胞治療になりますので拒絶反応がなく、投与後も安心して経過をみていただけます。
まとめ
アトピーはただの痒みを伴う湿疹ではありません。
完治が難しいと言われているだけに、長年にわたる肌質の変化や見た目に悩まされる人がほとんどです。
今までアトピーが原因で何をするのも肌ストレスを感じたり、やりたいことを我慢してきたことが多々あるのではないでしょうか。
アトピーを克服しようと努力している皆様のためにも、当社の無料ZOOMカウンセリングで幹細胞治療に関する質問などを承っております。
治療のお悩みや不安があればぜひお問い合わせください。