30代後半から月経が始まるタイミングが変わったり、月経の量が増えたり減ったりして戸惑うことはありませんか?
「年齢的なことが原因かな?」
「もしかしてわたしだけ!?」
そう考えてしまうと、いくら女性同士でも相談しづらくなってしまうことがありますよね。
これから40代を迎える人や40代になって身体の変化を感じている人は自分の子宮との付き合い方を変えてみませんか?
今まで安定してた月経に変化が!?
毎月やってくる自分の月経に慣れてしまうと、変化が起きたときに焦ってしまいませんか?
月経の量が変わる
今までは経血量にさほど変化がなく気にならなかったのに、ある年齢から経血量が極端に増えたり減ったりしてしまうと不安になることがあります。
経血量が増えると下着を汚してしまったり、長時間の移動が不安になるなど外出がとても不自由になりますよね。
また、経血量が少ないと「あれ?生理不順?」「ちゃんと排卵しているのかな?」と子宮機能に不安を抱くこともあります。
生理痛が重くなった
月経の経血量に変化があると生理痛の症状にも変化を感じることがあります。
生理痛にありがちな頭痛がひどくなったり、イライラがいつもよりひどく感じることはありませんか?
経血量が増えただけでも憂鬱なのに生理痛まで重くなってしまうと、仕事や家事も手につかなくなってしまいます。
年齢を重ねると子宮にも変化が起こります
月経の変化への不安は、女性ならみなさんに起こり得ることです。
子宮の働きやホルモンのことを知るだけで不安が解消できることがあります。
年齢を重ねると月経量が変わるのは当たり前のこと
毎月同じように繰り返していた月経の量や症状に変化が起こると、「わたしの身体、どうこか悪いの?」と不安になりますよね。
しかし、年齢を重ねると月経に変化が起こるのは当然のことです。
わたしたち女性の身体は、年齢とともにホルモンの量が減り身体も変化するので、それに伴って月経のあり方が変わっていくのは普通のことです。
生理痛が重くなるのはホルモンの働き
生理痛によくある腹痛の原因は、生理中に「プロスタグランジン」というホルモンを分泌することで子宮を収縮させるからです。
生理中は血液が滞りうっ血状態になり易いので、それを改善するために経血を子宮からスムーズに押し出す働きが促されます。
このホルモンが多く分泌されてしまうと子宮の収縮が必要以上に多く働いてしまい、腹痛や腰回りの鈍痛を感じてしまうのです。
年齢によるホルモン変化によって、分泌量や症状に変化を感じることが増えてきます。
子宮との付き合い方を変えよう
年齢とホルモン変化で月経に変化が起こることを知ったら、早めに対策することができますね。
きっと来月からの月経に対する気持ちが楽になるはずです。
女性ホルモンの変化は月経にも影響します
女性ホルモンの分泌は、20代後半にピークを迎えます。
それ以降はホルモンの分泌は増えることがなく、年齢を重ねる毎に減っていきます。
年齢とともにホルモン変化があったり、出産の有無や体質の変化があるのと一緒で、子宮にも必然的に変化は起こります。
月経の量や症状が今までと違っても、それは当たり前の変化であることを知っておいてください。
ストレッチや温活
生理痛の原因には、冷えなどによる血液のうっ血などがあります。
寒い時期には身体を温めようとしますが、夏は冷房をつけたり薄着をする機会が増えるので身体を冷やす原因になります。
もちろん、熱中症対策のためにエアコンの使用などは必要ですが、低温カイロで部分的にお腹を温めたり、冷たい飲みものを飲み過ぎないように注意することも必要です。
毎日簡単なストレッチをしたり、軽いウォーキングで血液の流れをスムーズにしてあげる運動が大切です。
自分の身体を知ってもっと自分らしく生きる
現代の人間の寿命は100歳までが当たり前になっています。
正しく知って適切なケアをしておくことで、長い人生を楽しく健康に過ごすことができますよ。
「40代になっても結婚や出産をしたい!」が当たり前の世の中へ
現代では40代になっても結婚や出産をしたいという女性や、50代になっても自分らしく生きたいという女性が増えています。
人生が100年時代の世の中となってからは40代から何かを始めても遅すぎることはありません。
そのためには、自分の身体の変化を恐れずに上手に付きあうことが大切になります。
自分の身体の不調を知ることから始めて年齢を重ねて生きていることを認めることができると、人生をもっと楽しむことができるはずです。
婦人科の主治医を探しておく
自分の身体の老化やそれにともなう不調を見つけることができると、今の自分に必要なものが見えてきます。
不調を改善するポイントは運動だったり、サプリメントだったり、生活習慣だったり様々です。
でも自分では知ることが難しい月経のことや子宮の中のことは、婦人科の医師でないと分からないことも沢山あります。
自分の病歴や体質のことを知っててくれて、困ったときに相談できるような信頼のおける主治医を見つけておくことが大切です。
まとめ
40代を迎えると体力の衰えや更年期への不安など、ネガティブなことを恐れてしまいがちになりますよね。
でも、実は自分の身体の変化を不安に感じているだけで、不安の原因や一緒に悩んでくれる人が見つかると、解決へ向かうことも多くあるのです。
自分の身体をもっと知ろうとするだけで、多くのことは前向きになれるはずです。
荒井美材は、女性が何歳になっても自分らしく成長し続ける姿を、これからも応援し続けます。