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女性の健康問題はテクノロジーで解決できる!? みんなが使っているフェムテックを紹介!


女性のみなさんは大人になると誰もが生理の悩みに直面します。

「毎月の生理痛が重い」「経血の量が多くて心配」「生理周期が不安定」

生理といっても皆同じではなく、人によって様々なトラブルと戦っています。

今回は女性が抱えている健康問題を、テクノロジーの力で緩和&解決できるフェムテック活用方法についてご紹介します。

 

女性が抱える健康問題とは?

女性が長年抱えてきた健康問題にはどんなことがあるのでしょうか。

 

これって体質?体調の変化が気になる

定期的に訪れる体調変化に「体質だから仕方ない」「コレって私だけ?」「病気じゃないならいい」などの理由で我慢している女性が多います。

多くの女性は仕事を続けながら妊娠を希望し、出産、育児、更年期を迎えるため、家族が増えると年齢を重ねるごとに自分のことのケアを後回しにしがちです。

健康問題が気になっていても十分なケアができなかったり、専門医に相談できないまま症状が悪化してしまうことも少なくありません。

 

健康問題の具体的な症状

 

・生理痛が辛い

・生理前のPMS症状が辛い

・経血の量が多い

・妊娠したいけど排卵日がわからない

・妊娠中の体調の変化が不安

・産後の体調の変化のことを相談したい

・更年期の症状が辛い

・デリケートゾーンのトラブル

・乳がんや子宮頸がんの不安

 

このような症状以外にも多くの健康問題や悩みを抱えていながらも、相談する人がいなかったり対処方法が分からないままであることも多いはずです。

 

女性が活躍できないことで日本がピンチに!?

女性が社会で活躍できなくなることで、日本だけでなく世界中で経済的損失が問題となっています。

とくに日本は世界的にみても女性の活躍支援について遅れをとっています。

 

日本の経済損失

2024年2月に経済産業省が発表した「女性特有の健康課題による社会全体の経済損失」は、総額で年間3.4兆円と発表されました。

莫大な金額を毎年損失していることになりますが、これを踏まえて各企業がこの事実を深刻に受け止め支援に取り組むことで、ポジティブインパクトが最大年間1.1兆円となるとも報じています。

この数字を見ると女性が今までどれだけ大きな活躍をしてきたのか、そしてどれだけ多くの女性がその活躍を諦めてきたのかがわかります。

 

優秀なのに女性が離職せざるを得ない現実

昔からどんなに優秀な社員でも女性であることが理由で離職している女性は多くいました。

長年仕事を続けて社会に貢献しキャリアを積んでも、妊娠や出産による健康問題や年齢による体質の変化などによって仕事を続けることが叶わなくなっているからです。

女性であるために、「仕事を選ぶか?それとも結婚や出産を選ぶか?」という難題を常に突きつけられているのが現状です。

 

フェムテックで解決できること

女性の健康トラブルと向き合うフェムテック。

具体的にはどんなことができるの?

 

フェムテックってなに?

フェムテックとは、女性特有の健康課題をテクノロジーのチカラを使って緩和または解決することです。

フェムテックを活用することで女性が日常生活に支障をきたすほどの辛い痛みを和らげるデバイスや、スマホのアプリを使って体調管理ができるようになります。

 

フェムテックで具体的に解決できること

フェムテックによって解決できることをご紹介します。

 

【生理周期を把握】

今までの整理開始日や終了日を記録することで、次の生理日を予測してくれます。

整理周期を把握することで、体調が予測できるので身体に無理のないスケジュールを立てることができます。

 

【生理痛を緩和する機械】

生理の痛みを軽減するデバイスです。

粘着のあるシートを下腹部に貼るだけで、低周波が作動し痛みを防いでくれる効果があります。

 

【妊活ケア】

妊活をしたい人向けに排卵日や、妊娠しやすい身体作りについて教えてくれます。

また、妊活は女性だけが頑張ることではなく、パートナーにも妊活について知ってもらうことが大切です。

アプリを通じてこれから妊娠と出産をする女性の身体や心について知ってもらうことが可能です。

 

【更年期ケア】

更年期症状に関するトラブルや対処方法を教えてくれます。

更年期女性に多いトラブルをもとに、骨盤底筋トレーニングなどの体調管理についても情報発信したり、専門医に相談することも可能です。

 

女性の健康課題から企業が変わる

まずは「気づく・知る・受け入れる」このステップで始めてみませんか。

 

女性だけの問題ではないことを知る

女性の健康問題は個人差もあり、職場や異性に相談しづらいという理由からあまり周知されてきませんでした。

昔ながらの日本文化の影響もあり、女性の体の悩みを他人に相談しても「異性や経験してない女性には分かってもらえない」「単なるわがままとしてみなされる」と思われてきたからです。

これからの日本は女性の健康問題について周知することで、手を差し伸べるきっかけになり、悩んでいる女性は相談する後押しになると考えられています。

 

職場のマネジメントが変わる

女性の健康課題を知ることで、職場全体のマネジメントが変わるチャンスです。

本来は可視化できなかった問題を理解することで、具体的な改善策を立てることが可能になります。

企業が立ち上がることで「有能な社員の離職を防ぐ」「キャリアある女性の復職支援」が実現し、企業だけでなく社員もアップデートすることができます。

新しい風が入ることで女性の健康問題だけでなく、他にも問題を抱えている社員や改善の余地がある事柄を見出すことができるきっかけとなるため、さらに企業が飛躍するきっかけとなり得ます。

 

まとめ

今まで焦点を当てていなかった問題に今一度直面することで新しい課題が見えてきます。

課題に気付き知ることで、緩和&解決につながるフェムテック製品やサポートを受けることが可能になります。

これからの女性の社会での活躍と企業の成長のために、社会と企業が一丸となってこの問題に取り組んでみませんか。